暮らせる老人ホームをつくりたい。
田舎の一軒家のような伸びやかな空間で暮らせるような場所(老人ホーム)を作りたいとずっと考えていました。
やむなくお断りせざるを得ない状況が続いていました。
初めて訪れたときから、どこか懐かしさを感じる。
木造の平屋建築で伸びやかに暮らす。
心ゆたかに暮らせる”終の棲家”でありたい。
言葉にすると少し大げさかもしれませんが、私たちが目指している大きなゴールです。
ご入居されたお客様とご家族様、そして「幸田の家(うち)」の従業員と、またご入居された方々同士が、一つの共同体を築きあげていくように
ご入居されるお客様の暮らしを想像し、どんな環境が良いか考え抜いた答えが、伝統的な平屋建ての建物でした。
情緒や趣があり、心地よいということはもちろんなのですが...
実際に入居された方々と一緒に過ごすなかで、平屋建てにしたことで幸田の家ならではの特徴が目に見える形で表られてきました。
その一つが、居室だけではなく共有スペースで過ごす時間が増えることでした。
今まで老人ホームを見てきたなかで、複数階ある建物でも、実際にご入居者様が利用されるのは居室がある階に限られる傾向がありました。
幸田の家は、平屋建てなので、1階部分しかありません。
そのことが影響してか、居室の外での交流が生まれやすくなっているのかもしれません。
幸田の“終の棲家”であるために
・24時間365日のサービスの提供
・医療体制の確立(訪問診療、往診専門医との提携・訪問看護ステーションとの連携)
・看取りの支援
幸田の家をつくってから、6年間。
“終の棲家”を目指して、やってきたことで、病院などからも退院後の居住先として指名をいただけるようになりました。
新館のオープンとともに、幸田の家は、
もう一歩パワーアップを目指しています。
いままで私たち「幸田の家」が大切にしてきた想いを引き続き実現でき、より多くの方々にご利用いただけるように、新館のオープンに向けて進めてきました。
でも、せっかくなら、幸田の家をもう一歩、より住みやすい場所にしたい。
そんな想いもあり、平屋建ての魅力はそのままに、設備をグレードアップします。
「最新のテクノロジー」と言うと、どこか冷淡で身近になりにくいイメージがあるかもしれません。
しかし、テクノロジーを利用することで、より親身で細かな対応も可能になります。
例えば、居室の状況をデータで知ることができることで、お客様がご就寝なさっているのに、スタッフが知らずに入室したことで起こしてしまうというようなケースがなくなったり
調子が悪く呼び出しボタンを押せないといったときに、センサーが感知する事でスタッフが気付き、対応に迎えたりなど、より細かな対応が可能になります。
そんな未来を叶えるために、地域入居施設では初の「国内最先端ICTソリューション」を新館のみならず、本館含め全居室導入することにしました。
より安心して暮らしていけるように、システムとスタッフが連携して叶えられること
●体動検知
最新のマットセンサーにより、入床・離床などの状態変化を約1秒というトップレベルの速度で高速検知。
状態の変化をリアルタイムでナースコールに通知することができます。
●生体情報
最新のマットセンサーにより、心拍・呼吸などの生体情報をリアルタイムでモニタリング。
異常値に変化した場合、ナースコールを緊急呼び出しするこができます。
●温度・湿度センサー
温度・湿度センサーにより、熱中症対策などの恐れがある場合、ナースコールを緊急呼び出しするこができます。
●見守りカメラ
プライバシーに配慮し、ナースコールの呼出しやセンサーアラートがあった時だけカメラ映像をポップアップ表示させることができます。
呼出しがあった時だけの映像を記録することもできるため、情報のフィードバックも容易です。
・換気・通気性など設計段階から感染症対策を考慮した施設設計
・インフラ整備も有事に備え、電力の太陽光発電導入・ガスの貯蔵設備によるライフラインの確保など、万一の自然災害などにも配慮し被災時の被害の軽減も視野に入れております。
※災害時の被害をゼロにするものではありません
安心して暮らせる、幸田の家のスタッフです
幸田の家の様子
・お客様に更なる「安心」と「安全」を働くスタッフには「安心」と「安全」「働きやすさ」を
センサー等の導入により、今まで人が行ってきた仕事の一部が自動で行えるようになります。
そうすることで、スタッフはお客様へ向き合う時間を増やせる様になります。「幸田の家」という共同体の中で、スタッフとご入居されているお客様とが接する時間がが増え
お互いに安心して住みやすく働きやすい環境にもなります。
楽しいイベントやスキルアップのための勉強会も毎月開催。興味のある方はお気軽にご連絡ください。
入居をご希望の方へ
誰がどの様に過ごす場所なのか?過ごし方は?何が必要なことであるのか?
既成概念に囚われずに、本来のあるべき姿を真剣に考えて、どこまで出来るのか…
主眼を置くべきは「施設」ではなく「住まう場所」
誰かの手を借りなければならないかもしれないけれど
そこは間違いなくその方が過ごしやすく住まう場所でなければならない。
昭和の時代はおじいさんやおばあさん、お父さん、お母さん、子供たちの3世帯で
一緒に暮らす風景は珍しい物ではなかったと記憶しております。
おじいさんやおばあさんの周りにはいつもよく人が集う、そんな場所であり
そこには誰かが相手を思いながら、いつでも目も手も届くそんな環境だったと。
時代も変わり環境も変わった今、多世帯で暮らすことは難しくとも
その人らしく伸び伸びと暮らすことが本質であり、必要な目や手はそっとサポートさせていただき
親類縁者の方々やご友人まで気兼ねなく寄って頂ける、その方らしく暮らす場所を目指しました。
難しい話は抜きにして気兼ねなく訪ねてください。寄ってください。
そこから一緒にあなたらしく生きる、自分らしく生きることを考えてみませんか?
代表取締役 中川 靖貴
< お問合せ先 >
お電話でのお問い合わせ:☎0564-83-5971
メールでのお問い合わせ:info@kota-u.jp